サイエンスクラブの取材で,市役所や上下水道に関わる方々とお話しすることがあります。
そんなとき,市民のことを思って仕事をしているのが職員の皆さんの語り口から伝わってきます。
常呂川の河川水は,取水口から浄水場に入ります。
浄水場には,大きな機械や水槽があり,そこを河川水が通る中で,いろいろな処理によって飲み水になります。
水が高い所から低い所に流れます(あたり前(^^))。
家庭の蛇口をひねると水がでるのは,浄水場の水を高い所に運んで、市内数か所にあるの配水池に貯水します。
北見駅から北斗高校方面へは,けっこうな上り坂です。
北見市内は河岸段丘の低地にありますから,ポンプで高い所にある配水池まで水を運ぶ必要があります。
「水を大切に」はよく聞く言葉。
では,なぜ水を大切にしなければならないのだろう。
その理由のひとつは
エネルギー問題ではないでしょうか。
河川水を飲み水に変えるための機械を動かすエネルギー。
ポンプを使って高い所まで運ぶのに要するエネルギー。
水を無駄に使わなければ,浄水する量も運ぶ水の量も少なくて済む。
だから使用エネルギーを減らすことができる。
みんなで利用に気を遣えば,水道料金にだって良い影響がでるはず。
水道料金は公共料金。
なので「不当に高額な徴収」ということなどおこりません。
みんなで水の使い方を気をつけて,エネルギー使用量を低減しましょう。
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