池の魚はどこから来た?(その2)

北見市内にある高栄南公園。

早朝、この公園にはジョギングやウォーキング、犬の散歩、6時を過ぎるとラジオ体操など、多くの人が様々な目的で集まってきます。地域に根差した公園として機能しています。


先週から今日まで結構な頻度でのビオトープ清掃をしているため、顔見知りが出来始めました(^^)。
作業中や片付け中に話しかけられる機会も増え、昨日はラジオ体操を終えた人生の先輩方様と10分位立ち話をしました。


この時に聞いた話をまとめると、こんなことがわかってきました。

・かつてはビオトープの水量が多く、2本の排水管をゴォゴォ音を立てて水が流れていた。
・周囲の宅地化が進むにつれて水が減り、現在はチョロチョロ。
・ビオトープが完成したころ、トゲウオや金魚を放した人がいる。
・カエルやオタマジャクシをよく見かけたが、最近は見なくなった。
・カモも良く見かけた。

このビオトープに昨年から関わりだしたビギナーの僕にとって初めて聞く話ばかりです。
さて。本題の「池の魚はどこから来た?」ですが、僕はこのビオトープの魚は鳥に運ばれてきたと思っていました(20年場前から、鳥が魚卵を運ぶ話を聞いていたので)。
ども、このビオトープの場合は違うかもしれないですね(^^)。

過去の記憶には誇張や装飾も混じるものです。もっと情報が集まれば精度の高い地域史になるのでしょうね。

高栄南公園のビオトープは地域の生活に密接に関連しているんだなあ。
住民の方々とお話しできて楽しかったです。


▼朝の公園。奥の広場では住民によるラジオ体操。

Kitami Hokuto High School Science Club

北海道北見北斗高校サイエンスクラブのホームページ。 個人研究に力を注ぎつつ,置戸町・訓子府町・北見市を流れる常呂川をメインフィールドに調査を実施。 環境保全に取り組む Glocal Action Project 展開中!