北見北斗高校の環境部門担当グループをGAPといいます。
GAPとはグローカルアクションプロジェクトの略です。
私たちは河川調査の時,河川水中の硝酸態窒素やリン酸イオンの濃度を測定しています。
ふつう,測定した値が高ければ「きたない」,低ければ「きれい」と考えます。
しかし,私たちは「きれい=良いこと」とは考えていません。
常呂川の水質に「きれい」だけを求めると
地域の生活や産業が立ちゆかなくなるからです。
人の利用によって川の水が汚れるのはやむを得ない。
けれども,生物多様性も守りたい。
この難しい課題を考え,行動に変えていく。
これがGAPのスタンスです。
〇 生物多様性を守りながら,人の生活の豊かを確保したい
〇 常呂川水系の生物多様性を守りたい
〇 常呂川水系を利用している人たちの豊かさを確保したい
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