昨年夏のある日,常呂川の水質調査に出かけました。
この日は雨。
昨晩から降り続いた雨は,到着する頃から本降りになってきました。
写真は北見市端野町一区にある「端野大橋」から畑地を写したもの(レンズについた水滴も写っていますね)。
橋の上から河川水を採取しているうちに,おっ! 川に畑地からの水が流入し始めました。
濡れた手をタオルでふいて,
撮影 ↓
肉眼では,川の右岸側の水が陸から流れてきた雨水で濁りはっきりわかったのですが,学校にもどって画像を確認すると,いまひとつわかりにくい。
なので,画像処理をして,コントラストをあげてみました。
わかりやすくなったでしょうか。
拡大し,流れ込んだ雨水によって濁った部分と,まだ濁っていない部分の境界に矢印をいれてみます。
わかりやすくなったでしょうか。
雨水は周辺の土壌に含まれている化学成分も河川へ流入させます。
特に [土壌表面に溜まりやすい肥料成分]の流入量が大きく上昇します。
サイエンスクラブではこのことを資料にまとめて,高文連理科大会で発表しました。
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